愛犬のノミ駆除に役立つ方法

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愛犬にノミがいるときにすべきこと

あなたの犬が子犬であろうと高齢犬であろうと、また新しく家族に迎えた犬であろうと先住犬であろうと、ノミ寄生のリスクは皆同じです。実際、ノミは犬でも猫でも最も一般的な外部寄生虫です。この記事を読んで、犬のノミを駆除する方法とノミのライフサイクルを断ち切って再寄生を防ぐ方法を学びましょう。 

犬はどのようにしてノミに寄生されるのか

愛犬のノミ寄生に直面したとき、あなたは愛犬に申し訳ないことをしてしまったような気分になるかもしれません。でも、ノミはこっそり忍び寄るものなので、決してあなたに落ち度があるわけではないことを覚えておいてください。ノミは、近所を散歩しているとき、他の犬と遊んでいるとき、庭で用を足しているときに、あるいは人と触れ合っているときにも、あなたの犬に飛びつき寄生することがあります。  

愛犬にノミがいるかどうかを知る方法 

ノミがどこから来たかは正確には分からないかもしれませんが、愛犬にノミがいるかどうかは、以下の徴候を通じて知ることができます。 

  • 自分を掻く、噛む、舐める行為の増加 
  • 脱毛 
  • 被毛に埋もれた、黒コショウや細かく黒い砂粒のようなノミの糞 
  • 被毛の中を跳んだり這い回ったりしている茶色いノミの成虫 
  • 白っぽい色の歯ぐき 
  • 皮膚の赤い腫れやかさぶた 
  • 落ち着きがなくなった、神経過敏になったなどの行動の変化 

愛犬のノミ駆除に役立つ方法 

ノミは犬の血液を食料にするので、この確実な食料供給源を見つけたら、即座に飛びついて、急速に繁殖し始めます。愛犬にノミがいることが分かったら、すぐに寄生を止めるための対処をはじめましょう。 

犬のノミの駆除 

愛犬にノミを見つけたら、速やかにノミ駆除薬を与えるようにしてください。ノミ駆除薬には首輪やスポット剤、ノミ取りシャンプーのような、薬剤と接触することで犬に付いたノミを駆除するタイプの製品や、経口薬など、様々なタイプの製品があります。動物病院で獣医師に相談することで、愛犬に適したタイプの製品を選ぶことができます。 

ノミ駆除薬を与えた後は、ノミ取りコームを使ってノミの死骸や薬剤で弱ったノミを愛犬の被毛から取り除きます。使用後のコームは、ノミが残っている可能性があるので、ノミをすべて死滅させるために、水で薄めた食器洗剤を入れた浅い容器に浸しておきます。継続して週に1度は愛犬の身体の点検とコーミングを行うようにして、ノミ寄生に注意してください。 

愛犬のノミを駆除し、再寄生を予防するために大切なことは、ノミ駆除薬を通年使用することです。 

ノミ駆除薬は、定期的に年中使用したときに最も効果的ということを覚えておいてください。1~2か月使っただけでは、残りの期間、あなたの犬は無防備のままになってしまいます。 

すべてのペットのノミを駆除する 

犬を複数飼っていますか。それとも猫も飼育していますか。1匹のペットにノミがいたとしたら、おそらくすべてのペットにもノミが寄生しています。寄生が広がるのを防ぐために、室内飼育か室外飼育かを問わず、すべてのペットにノミ駆除薬を適用してください。 

環境中のノミを駆除する 

愛犬がノミに寄生されたとしたら、それは家屋や庭に潜むノミをやっつけるいい機会にもなります。愛犬の体表上でノミが卵を産むと、その卵は、愛犬がソファで眠っているとき、あなたの寝室でくつろいでいるとき、または庭をウロウロしているときに離れ落ちます。ノミの成虫は寄生しているノミ全体のごく一部に過ぎないため、すべてのライフステージのノミを取り除くには、家屋と庭もノミへの対処を行うことが重要です。 

愛犬のノミを駆除できないときはどうするべきか  

ノミ寄生との闘いは長期に及ぶことがあり、十分に駆除するには3か月近くかかることもあります。たとえノミ寄生を排除することなどできないように思われても、どうかくじけないで、ノミのライフサイクルを断ち切るのに必要な限り、上記の手順を繰り返してください。 

愛犬のノミを駆除・予防するための継続的な計画を立てる 

駆除・予防薬の投与については、必ずリマインダーを設定し、製品の推奨投与スケジュールに従うようにしてください。週に1度は愛犬にノミがいないことを確認し、掻くなどの痒みの徴候が新たに生じていないか注意しておいてください。警戒心を怠らず、ノミ予防薬の定期投与スケジュールを守っていれば、きっと愛犬を守り続けることができるはずです。

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