耳の赤みや腫れ、においが軽減してくるかもしれません。また、顔をこすることや、耳をさわったときに後ろ足でかいたり、クンクン鳴いたりするしぐさも減ってきます。 

目に見える部分は治ったように見えても、耳の中の炎症は残っていることがあるため、必ず獣医師の指示に従って、きちんと再診してもらいましょう。また、外耳炎は再発しやすい病気です。定期的にチェックしてもらうことも重要です。 

ネプトラは、動物病院で獣医師が1回点耳をするだけで治療が終了する、ワンちゃんへの負担が少ない治療薬です。ただし、耳の状態によっては、鎮静剤や麻酔を使用して必要な検査や治療を行うこともあります。動物病院で診察をしてもらい、獣医師の指示に従うようにしてください。 

耳に細菌や酵母の感染があるかどうかを確認して、治療に役立てるためです。状態によっては、耳垢を検査センターに送って培養検査を行うこともあります。 

外耳炎を繰り返す場合は、アレルギーなど別の病気が関係していることがあります。獣医師の指示に従い、定期的に診察を受けることが大切です。 

外耳炎は食物アレルギーと関連していることも多いため、獣医師から勧められた場合は、食事を変更すると良いでしょう。